MafioSound

OTTOです。その六

2024-08-29 22:45:26

楽譜の一番左側についている記号で音が変わるようなのです。
そうあのタツノオトシゴのような記号です。
種類としてはタツノオトシゴとアカムシと3みたいなのがあります。
ピアノ譜の左手パートはアカムシのへ音記号というものだったのです。

そうして先生にへ音記号の読み方を教わり、家へ帰ってピアノ譜を見ながらベースを練習しました。
2~3日の内にはへ音記号をマスターして親友とビートルズの曲を演奏できるようになりました。
僕がベースで親友がドラムの練習台もしくはギターです。

その頃から僕は耳コピと言うものを始めていました。
もちろん意識して始めたわけではありません。ただなんとなくレコードに合わせてギターを弾いていました。
最初からコードを取れていたわけではなく、印象に残るフレーズをギターでこの音かな?と
チョットずつ音を取ってゆくと言う事をやっていました。

そうです。家ではメインでギターを弾いていました。
ベースも練習していましたが、やっぱりギターがカッコよかったのです、
ベースに関して言えば家のレコードプレーヤーが貧弱すぎてベースが聞こえないので具体的に
イメージできませんでした。
したがってギターとベース、練習する比重とすればギターが多くなりました。

日々そのような事をして音楽ライフを謳歌していた僕らに一つの衝撃的な事件が起こりました
ビートルズ日本公演のTV再放送です。

つづく
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